名古屋鉄道8800系は、日本で初めて最前部の展望席をハイデッカー構造とした車両で、昭和59(1984)年に「パノラマDX」として2両(モ8800形)2編成が登場しました。室内は展望席の他、コンパートメント風の客席を配置してゆとりとくつろぎの居住空間を備え、展望席正面の窓は平面ガラス、側窓は四隅に大きなRを付けた丸味のある形になりました。平成元(1989)年には中間車(サ8850形)が増備され、同年7月からは3両編成で運行されましたが、平成17(2005)年に惜しまれつつ全車両が廃車されました。今回は1次車をプロトタイプに「登場時2両編成セット」と「晩年時3両編成セット」の2種類を製品化しました。
商品仕様
製品名: | 名鉄8800系 登場時 2両編成セット |
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型番: | 1-880-01 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2018年 |
モ8800(Mc1/M)+モ8800(Mc2)の2両編成。
車体をエッチング・プレス、前面と妻板はロストワックスを使用、台車はFS384です。パンタグラフはPT42J(銀)、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯は白色チップLED仕様、ヘッドライト・テールライト・標識灯もLED仕様です。動力は、モ8800(Mc1)にキャノンEN22軸短モーターとACEギアシステム(2600WG-軸距26.0㎜ φ10.5波打車輪-輪芯グレー)を搭載しています。
[付属品]
行先幕(特急 吉良吉田、特急 神宮前、特急 岐阜、特急 佐屋)、ナンバーインレタ、コーポレート・特別車マーク、ワイパー、妻板用雨樋、乗務員ドア下ステップ